臨床美術とは…

大人 子ども 認知症 障がいに関係なく、

どなたでも充実した表現を楽しんでいただけます。

 

「絵はやってみたいけれど、機会がなかった。」

「ふだんから絵を描いていて、今までと違う視点で描いてみたい。」という方にもおすすめです。

 

ぜひ、感じたままに創作する心地良さを体験してください!

臨床美術の特徴

・認知症改善のアートプログラムとして開発されましたが、

 現在では認知症の方だけでなく社会人や子どものメンタルヘルスにも用いられます。

 

・作品を創作する楽しみや喜びによって、五感への刺激とコミュニケーションの改善をはかります。

 

・描いた絵の分析をしません。

実際のプログラムの流れ

1 対象(=モチーフ 野菜等)を感じる(対象について会話をし、歌う事もあります。)

2 描き始める(決断する)

3 色や形を迷う(ほどよいストレス)

4 制作に夢中になり時間を忘れる(集中する)

5 完成後、全員で作品の鑑賞をする(褒められ自信がつく)

 

モチーフを五感で感じる事を大切にしています。

また最後の鑑賞の時間ではお一人お一人の作品の良さを見ていきます。

他人の作品の良さを認める事は自分自身の良さを認める事にもつながります。

存在論的人間観

臨床美術は「存在論的人間観」という考え方を大切にしています。

これは「あなたがいてくれてありがとう」、「あなたがいてくれて嬉しい」、

何かが出来なくても、その人の存在自体がとても尊いという考え方です。

メッセージ

認知症は出来る事が少なくなっていく病気ですが、

その中で自分が人から必要とされている「自己有用感」や自分を肯定的に捉える「自己肯定感」を

持って生活ができれば素晴らしいことです。

臨床美術はそのお手伝いが出来ると考えております。

また認知症の方だけでなく、社会人や子供も臨床美術を用いて夢中になって創作をすることで

普段とはちがう扉が開いたような、開放されるような感覚を味わっていただけることと思います。

 

臨床美術士 佐藤晴奈